潜在意識活用に知っておきたい暗示の法則(3)

なぜ上達するのか

集中の法則、反作用の法則と2つの法則をお伝えしてきましたが、今回は最終回です。
集中の法則では、ある考えに集中するとその考えは実現する傾向にあることや、繰り返しで定着することをお話ししました。



例えばバスケットボールの練習で、シュートできるようになりたいと思いながら繰り返しシュートの練習をしていると、だんだんボールが狙い通りに飛ぶようになりますよね。
でも、最初は全くシュートできなくて下手だったとします。
なぜ、繰り返せば繰り返すほど、下手が定着せずに、どんどん上達していくのでしょうか。
ここで働くのが、優勢の法則です。




暗示を高める力とは

シュートが出来るようになりたいと懸命になっている時、目的達成への強い熱意を持っています。
熱意のような強い感情は、暗示と同時に体験した時に、暗示の効果を高めます。
それまで古い暗示を持っていたとしても、それを上書きする効果が生まれます。
だから、最初は下手だったシュートも、「昨日より少し上達したこと」が上書きされていき、どんどん上達していきます。



集中の法則も優勢の法則も、同じ暗示の法則ですが、強い感情を同時に経験した時には、集中の法則よりも優勢の法則が優先するんですね。
「~なりたい」「絶対~ができるようになる」といった強い気持ちと、繰り返しがタッグを組むと、結果に結びつく、と覚えておくと、お仕事や趣味など様々な場面で潜在意識を活用できると思います。



ヒプノセラピーサロンフェイス 藤井裕子


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2020年09月24日