<前世のお話>ある人への嫌悪感がどこから来るのか知りたい

とても優しくしてくれるのに、初めて会った時から嫌悪感

結婚してから、旦那さんの親族に対して嫌悪感を抱いてしまうというクライアント様がいらっしゃいました。
「親族は皆、優しくてとても良くしてくれるのに、子どもを預かりたいと言われたりするとすごく嫌で、嫌悪感を抱きます。
あまり人に対して嫌悪感を持ったことはないので、この嫌悪感がどこから来るのか自分でも分からないのです。」
と前世療法をお受けになりました。
親族と会う機会も多く、結婚生活はうまく行っているのにストレスのもとになっているとのことでした。



前世療法直後にこんなご感想をいただきました。
「とてもつらい人生を見ました。
思い出したくない自分と思い出したくない自分がいて、ぼんやりとしか見えなかったですが、重く苦しい気持ちになり、涙が出ました。
その人生はとても辛いものでしたが、その分、今の自分がどれ程幸せで恵まれているのかを実感しました。
今は人に優しくしたい気持ちでいっぱいです。
最後にほんの少し見えた明るい未来を信じて、頑張りたいと思います。
貴重な時間と体験を本当にありがとうございました。
今度は楽しい過去を見に来たいと思います。」



そして前世療法から1か月半後、メールをいただきました。
「あんなに嫌悪感を抱いていた親戚に対して、優しい気持ちになっている自分に驚きました。
前世でしがらみがあり、お互い辛い目にあったからこそ、今の、人を大切にしたいという気持ちに繋がっているのだと思います。
私も自然と感謝の気持ちが生まれ、良好な関係となっています。
本当にありがとうございました。」




体験した前世とは

クライアント様が体験した前世は、100~200年くらい前の日本での人生でした。
「私は家が貧しくて、実家では育てることができず、親戚の家に預けられています。
前世で預けられた親戚は、今の旦那の親戚です。
親戚の家も、子だくさんで生活は苦しいです。
私だけがよその子で、たくさん働かされています。
『うちも苦しいのに』と、しょっちゅう文句を言われ、友だちもおらず、辛い毎日です。
やがて、奉公に出され、朝から晩まで働かされています。年頃になり、奉公先で出会った人との間に子どもが生まれますが、正式に結婚しておらず苦しい毎日です。
子どもの父親はだらしがない人で、最初は養ってくれていましたが、だんだん家に帰らなくなりました。
ある日、子どもの父親に子どもを預けて私が町への用事から帰ってくると、子どもがいなくなっていました。
私の育ての親である親戚に、子どもを売ったと言うのです。
親戚には子どもがたくさんいましたが、流行り病で後継ぎがいなくなっていました。
私は何度も取り返しに行きますが、会わせてもらえず、子どもの父親もそれきりどこかへ行ってしまいました。
生きる希望をなくし絶望しています。
この人生では、人、環境といった境遇に翻弄され、一番大切な子どもを失ってしまいました。
親戚が私を通さず、子どもの父親とやりとりをしたこと、勝手に連れていったことを恨んでいました。
でも、心情を抜きにして前世を客観的に見た時、この時代、男性がすべての物事を決める絶対的な存在であり、相当なお金が支払われていたことから、全うなやりとりではあったとは思います。
私も苦労し、辛いことだらけでしたが、親戚たちも苦しい生活の中で他人の子を育て、自分の子どもを次々と亡くし、辛い道を歩んでいました。
今世では、私自身のことや、私と子どもの関係を尊重してくれていること、その上で子どもを可愛がってくれようとしてくれていることは、素直に受け入れてもいいのだと感じました。」



*ご感想は掲載許可を頂きました。プライバシー保護のため、脚色しています。



クライアント様の嫌悪感のように、自分でもよく分からない気持ちがある時、もしかしたら前世からの思いかもしれません。

この内容には:前世療法→


ヒプノセラピーサロンフェイス 藤井裕子



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2020年09月11日