泣けなかった女性がインナーチャイルドに会いに行った結果

辛くても、悲しくても心から泣けないという女性

「いつからか、泣けなくなってしまいました。辛いことがあっても人前ではにこにこできてしまうし、心の中ではすごく悲しいのに表情は淡々としていて、喜怒哀楽の「哀」を自然と自制してしまいます。」
というクライアント様がいらっしゃいました。



きっとトラウマがある

「感情を自制してしまうのに、きっとトラウマが影響していることは薄々分かっているんです。」
と、幼少期からの出来事をお話しくださいました。



でもこの日は、トラウマと向き合うためにも、まずインナーチャイルドのセラピーを受けてみることになりました。
インナーチャイルドとは、潜在意識にいる小さな自分。自分自身の小さい頃の姿をしている場合もあれば、全然違う抽象的な姿をしていることもあります。
インナーチャイルドに会いに行くと、あなたの中にずっと住んでいる小さな子どもの自分が、何を感じているのかに気付くことができます。



インナーチャイルドに会いに行ってみると

「小さな自分ですね。天真爛漫です。駆け回っていて、私に遊ぼうとせがんできます。
すごく人懐っこいのですが、人懐っこすぎるというか…大人の気分を感じ取って、迷惑になることはやらないように気を付けて、好きになってもらいたいという気持ちが強いみたいです。
そうか、私、そういうところがありました。
多分昔は純粋で子どもらしかったと思うのですが、『こうして、ああして』と大人に言って怒られたり、面倒くさい顔をされたことに傷ついて、いつの間にか“いい子”が定着したんです。
悲しい感情を素直に表現できないのも、自分がそうすることで人が気にするし、かまってとアピールしているように思われちゃいけないと思っているみたいです。」



と、インナーチャイルドに会ったことで色々気付かれた様子でした。
そして、インナーチャイルドを抱きしめて、「何も気にしなくていいんだよ、あなたが好きだから一緒に遊ぼう。」と優しく包んだ時、何かが変わりました。



後日

次の数か月後のセッションで「泣けたんです!」と開口一番ご報告くださったクライアント様。
何気なく見ていたドキュメンタリー番組を見ながら、涙がつーと流れていく自分に驚いたとお話しされていました。


*プライバシー保護のため、脚色しています。



この内容はインナーチャイルドセラピーです。メニューでは、退行(トラウマ解決)または、月1エステセラピーでご対応しています。



ヒプノセラピーサロンフェイス 藤井裕子



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2020年09月01日